おおみやこうきの専務日記

宋文洲さんの近著、

仕事ができる人は「負け方」がうまい

の 第５章 「正義」とはなにか、「常識」とはなにか

の中で、私が所属する中小企業家同友会の取り組みが紹介されています。




昨年９月に、東京で「第１４回障害者問題全国交流会」が開催され、その記念講演の講師が宋文洲氏でした。


宋氏の文章を一部紹介させて頂きます。

以前、３００人の中小企業の社長の集会に呼ばれたことがありました。彼らは全国から集まり、障害者の雇用問題について議論しました。正直に言って私は大いに感動しました。

ご存知の方は少ないと思いますが、今こそ社会貢献というテーマで大手企業も障害者を雇用するようになりましたが、実は昔から積極的に障害者を雇ってきたのは中小企業でした。

障害者は体の一部に障害があってもそれ以外の部分は正常です。中小企業の社長たちはお情けではなく、障害者の能力を活かそうとして採用し、特別な扱いもしないため、障害者への真の尊重が実現できているのです。

より多くの人々が、真に幸せを感じることができる社会の実現のために、解決すべき問題がたくさんあります。

２０１０年６月に、「第１５回障害者問題全国交流会」 が沖縄で開催されます。

多くの方に参加していただき、、このような問題に目を向ける機会にしたいと考えています。